この方は当時自殺願望がとても強く根付いていて自殺未遂を何度も繰り返していました。
日常頻繁にフラッシュバックが起こりそのたびに声を上げて泣き叫び、社会から完全に孤立したような辛い生活を送っていました。
I.Yさん 女性17歳 PTSD
私は先生の所に来るまで死ぬ事ばかり考えていました。生きていてもいいこと無いし、生きていても何もする事もないし自分のことが大嫌いでした。
お母さんの友達がインターネットで東海メンタルケアルームというとこがあるから行ってみたらと言ってくれたのがきっかけで先生の所に通うことになりました。学校も辞めてしまったから一日中なにもすることが無いからお母さんに連れて行ってもらいました。
催眠誘導の練習は手が取れなくなったり遊んでいるようで楽しかったです。
私は「この症状の原因となることは思いつきますか」と先生に聞かれたときに凄く怖くてこたえられなくて頭の中がまっ黒になって気が付いたらいっぱい泣いてしまいました。それでも先生は笑顔で一緒に深呼吸をしてくれたのでだいぶ楽になりました。でも原因になったできごとはやっぱり言えなかったけど先生は「はじめのうちは原因のことは探らずに行動と感情を切り離す練習をしようね」と言ってヒプノセラピー進めて行きました。
しばらくすると嫌な事があるとすぐ「死にたい」と思っていた気持ちが「自分は悪くないんだ、死ななくてもいいんだ」と思えるようになりました。
そのあとは原因だと思うことを先生に少しずつ話していっても死にたいとは思わなくなりました。先生は「嫌な記憶とセットになっている感情を違うものと変えようね」と言いました。
そして、今では普通に生活を送れるようになりました。前みたいなフラッシュバックは無くなってときどき思い出すことがあっても確かにそういうことはあったけど、もうぜんぜん平気です。時間はかかったけど、もう人も怖くないし大丈夫です。
先生ありがとうございました。
I.Yさん良かったですね!
辛い事があったけど乗り越えれば新しい道が開けたね
これからの人生を楽しく生きましょう!
追記.
あえてI.Yさんの過去の原因の部分を削除させて頂きましたが、ご両親からの要望で一部掲載させて頂く事になりました。
ご両親のお考えは自分の娘のような体験をされてとても苦しんでいる方たちへ
「選択肢は一つでは無いですよ」
と伝えてあげたいとおっしゃって下さりました。
【I.Yさんの主訴】
■常に死にたいと思っていた。
■自殺未遂を繰り返す。
■フラッシュバックが頻繁に起こりそのつど泣き叫ぶ。
■人が何人か集まっていると恐怖感を感じる。
■自分は悪い事をしたと思い込む。
■人生に希望が持てない。
以上の事柄の原因と思われる主なこと。
■人格が崩壊しそうになるまでのイジメ
■集団でのレイプ・監禁
■人格者であるはずの大人の助けが期待できなった
■全てにおいて人生の期待が持てなくて結果的に死を選ぶしか選択肢が無いと思い込んでいた。