この方は、幼い頃から自分の生い立ちに疑問を感じ両親に対する不信感、自分の存在理由の否定、両親を否定しながらも、両親に対する愛情をどう表現してよいか悩んでいました。
結果的に吃音という症状で苦しんでいました。
F.Oさん 女性16歳 吃音(どもり)
私は、ものごころ付いた時から良くどもっていました。
小さい時に親に言葉の教室や、専門の病院に連れて行かれましたが少し良くなってはまた、元に戻る事の繰り返しでした。
普段ゆっくり喋ろうと思えば話せるのですが、緊張すると言葉が喉に詰まったようになって、どもるどころか会話も出来ませんでした。
一人でタクシーに乗ったとき行き先が言えず、どうにか「ここで良いです」と言って降りるのが精一杯でした。
先生の所に来て、私の心にあったもやもやを受け入れる事が出来ました。
心の中の整理がつくと前ほど緊張しなくてすむようになり喉の詰まりが取れてきました。
その後喉の緊張を取る練習をして今ではとても楽に喋れます。諦めずに頑張ったかいがありました。